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『深海彼女』

遥奈さんのミニ・アルバム『深海彼女』、聴かれましたでしょうか?
1.応援夏
2・ただいま
3・深海彼女
4.春と消えた
5.夏の声
残念ながら、ストファイ・ショップでの販売はもう売り切れ状態ですが、
「音楽通り・フル」より着うたダウンロード出来ます。
曲目は、
『深海彼女』
『夏の声』
『応援夏』
『春と消えた』
『自転車』
『最後の秋探し』
『家出』
の7曲が現在ダウンロード可能です。
すでに1万ダウンロードを越えた注目のアーティスト遥奈さん、
ぜひ、聴いてみてください。

歌詞だけでも読んでみたいという方は、
遥奈さんのHPの「うた」の項目をご覧ください。

また、来る11月22日(日)に、静岡県浜松で、
遥奈さんがライブに参加されますので、
お近くの方は行かれてみてはいかがでしょう。
詳しくは遥奈さんのHPをご覧ください。

発表されている曲で最新のもの、『家出』。
少年少女、またその頃を思い出して、誰もが感じる
漠然としたもの。それを素直に描いているように感じます。
けれど、それを表すのは、難しいかもしれない・・
自分でもよく分からない感情だと思うから。
着うたでダウンロード出来るのは、先月のライブで録音されたもののようで、
少し聴き辛いかもしれませんが、いい曲です。

以下は私的な感想

15歳の少女の歌を聴いて泣いてしまう大の大人の自分は
なんなんだろうかと、考えてしまいます。
「生」そして「死」も感じる彼女の楽曲たち。
鬼束ちひろの「call」を思わせる曲に、惹きつけられてしまった。
『夏の声』、遥奈さんが中学時代に作った曲だそうだ。
鬼束に対してと同様、「どうしてこんな詞が描けるのか?」という
驚きと共に、彼女の感性の鋭さ、深さに涙が溢れてくる。
ただ違うのは、鬼束のように「難解」?な言葉たちではなく、
だれもが日常に使う言葉たちだ。それらが彼女に紡がれると、
深海のように深い意味を持ってくる。
大人の感性としか思えない。
もちろん「死」だけではない。
『ただいま』という曲、CDでしか聴けないけれど、
馬場俊英さんでも描けないんじゃないだろうかと思う程の歌詞。
大人、社会人にしか分からないであろう感性、感覚を思わせる。
想像の世界だけれど、的を射ている。リアリティーを感じる。
小説家のようにイメージを膨らませて、それを描けるんだろうか?
勇気づける、元気づける、そんな単純なものじゃない。
しみじみと感じさせてくれる。本当に15歳?
本当に辛い時に、元気が出るような曲を聴けば元気が出るという発想は
単純過ぎるというようなことを、五木寛之さんが語っていたのを思い出す。
そこまで言うと大袈裟だけれど、そこまで思わせてくれる。
そのあたりも、鬼束ちひろに対してと同じものを感じる。
歌詞だけでなく、曲も個性的。
軽快なものから落ち着いたものまで、オリジナルに溢れている。
どんな歌を聴かせてくれるのか、将来が楽しみです。

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