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愚かで無垢なものを指先に宿して

自分を導けば 辿り着く ・・・

「純粋」 ってことなんだろうか?
その道を歩んできたのは、鬼束ちひろもそうだろう。
その結果手にしたものは大きい。
けれど、儚さも味わうことになる。
孤独感?
純粋に突っ走ってきたものが感じるもの、矛盾も?
アスリートだって感じるだろう。
もちろん、世間一般の、“普通”に生きている者も。
純粋さ故の、苦悩。
鬼束のような苦悩を抱えて生きていた人間は、一昔前ならば
マイナーな存在だったのでは?と思ったりする。
それが今では、そんな人間の比率が高くなっているように思う。
メジャーな苦悩。
老若男女関係なく、普遍的な苦悩。
「男の応援歌」のようにコメントがあったけれど、
男に限ったものではない。
うれしいけれど、気を使って?コメント出してくれたのかな?・・・

「純粋」なんて言うと、“青臭い”“甘い”と一笑されるだろう。
そうだろうか?
Coccoは語っていた。
「裏切られても絶望しても、純粋な人はまた、信じることができるし、愛することができる」
というようなニュアンスのことを。

光も闇も抱いて生きていく。
熱い「緋」の翼を広げて。
そんなパワーを与えてくれる。

『砂の盾』と繋がっているようにも感じた。


青(藍)の淵

黄金の果て

夜の留まり

聴いたものだから漢字は違うだろうけれど、
鬼束が語っていた「色のイメージ」だろうか?
小説的にも感じる。

また、全体的に分かりやすい言葉にも感じる。
心情吐露型ではなく、客観型?のようで、直截的で
一般うけしそうに思う。
『私とワルツを』にも近いかな?
女性から男性へのメッセージのように・・・


世間では早速批評が飛び交っている。
好ましいこと。
いろいろ意見があっても、鬼束の曲に関心があることに違いはない。
一番怖ろしいこと。
それは、関心をもたれないことだろうと思っているから。

「貴方が触れない私なら 無いのと同じだから」


♪ 握りしめてきた手のひらをほどかずに

“なにくそ!” って感じ?で


♪ その先へ

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